sonibleという初めて聞くプラグインメーカーが無料配布を開始した「Balancer」が気になったので試した。
最近AIを使った自動調整プラグインをよく見かけるけど、趣味DTMerの楽しみが奪われるような気がして今までは敬遠していた。
↓の紹介記事とチュートリアル動画を見て気になり、無料だし試すだけ試してみようという気分になったのだった。

sonibleとFocusriteが共同開発したサウンドを自動で最適化するプラグイン、「Balancer」が無償配布中


そんなわけで作りかけの曲のキック、スネア、ハイハットに使ってみた。
↓は、最初OFF、途中の25秒あたりからON
キックの重心が落ちてスネアの芯が強くなったように聞こえる…

balancerを使ってみた


スネアの周波数分布を比べてみると、、、1-2kHzあたりが膨らまされていた。
もとの音源はなんとなくの気分で5kHzより上を少しブーストして音が明るくなった感じがしてたけど、シャンシャンした音になってしまっていた。
芯のある音にするには200Hzあたりと、1-2kHzあたりのエネルギーが必要なんだ…
Snareにbalancerの結果

キックはOFFの状態のほうが好きかなーと思いつつ概ね効果があった。
自動調整ツールは自分に足りていない知識を補って気づかせてくれるということがわかった。
最終調整でこのプラグインを使うかどうかはわからないけど、少なくとも補助には十分使えそう。