だから囁くのさ

自分の日常とか音楽の話とかとか

Waves

VocalRider使ってみた 【歌ってみたMix】


※ボーカルMIX依頼お待ちしてます
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うたってみたボーカルMixで、ボーカル素材に Vocal Riderというプラグインを使ってみた。
ボーカルの音量が急激に大きくなるところをボリュームフェーダーを下げることで音量差を小さくする、いわゆる「手コンプ」的なことを自動でやってくれる割と有名なプラグイン。

このプラグインは、音量をが小さいところを自動的に持ち上げるという機能もあるんだけど、手コンプの働きだけをさせるならプリセットの「Hard Limit Riding」を選んで、Target(スレッショルド)を調整するぐらいかな。
このプリセットだと、音量を下げる方向にだけフェーダーが動く。

VocalRider_Preset


このプラグインのユニークなところは、自動で行う手コンプの結果をオートメーションとして出力できて、気に入らなければオートメーションを手動で調整して、それをVocalRiderの動きに反映させることができる。
下図のように、「Automation」のセクションで「READ」を選択すると、オートメーションで書いた通りにフェーダーが動く。

VocalRider_READ_MODE


自動手コンプを一回やらせて、その結果をちょろっと微調整するだけ、、、という使い方で、結構な時短になるんじゃないかな。

というわけで、今Mix中のボーカル素材の取り込みは↓のような「手コンプ」+「うっすらコンプ」でやってみた。。。
Pulsar Muだとボーカルのアタックをとらえきれないので、もしかしたら別のコンプの方が良かったかもしれない…
VocalRider使ってみた
VocalRider_RESULT

こうしたチート的?時短ツールは、作業時間を短縮できるならどんどん活用すべきだね。
もしこれでボーカルの処理にかかる時間を1曲あたり1時間減らせるなら50$のプラグインも10曲でペイできる!

少しは時間を金で買う方向の思考でも…いいよね。。。
もうおっさんだし、使える時間は限られてるしね。

自動で動くフェーダーの動きってなんかエロいよね…


【提出】Waves ゴールデン ミックスコンテスト

ここ2週間弱ほど「Waves ゴールデン・ミックス・コンテスト」に取り組んでいました。
そして昨日、MP3ファイルを提出したところです。
今回、-14LUFSくらいにして、十分な音量感が得られた気がします。(素材がものすごく良い!)


WavesのGoldバンドルに収録されているプラグインだけを使って課題曲をミックスするというユニークなルールでした。
使用できるプラグインが限定されたことが、かえってミックスに集中できた気がします。

最終的にWavesGoldバンドルの中でも、使ったプラグインはかなり限られました。
もとの歌声や演奏、音色、音質が良すぎて、極端に音を変化させるようなプラグインが必要なかったとも言えます。

EQ: REQ,VEQ
コンプ: RCompVCompC1C4(マルチバンド)
その他:TrueVerb、C1 gate

これだけの道具で、思ったよりいい感じにバランスが作れた、、、気がします。

さて、今回のミックス中、Youtubeでミックステクニックなどを紹介している動画を見まくりました。
今までがあまりに独学すぎて、、、やっぱりちゃんと勉強するべきだったなと痛感したので、今後もちゃんと勉強しようと思います。
今回見た中で、特に勉強になった動画を紹介します。

・飛澤正人さんのドラムの処理


マイクで収録したドラムの処理を8回の動画に分けてすごくわかりやすい解説です。
ゲートの使い方もこの動画で覚えましたw(※今更かよ…
キック、スネア、ハットの収録音をどのような考え、目的でEQしていくのかがしっくりと入ってきました。

動画では高級な(?)プラグインを使用していますが、考え方はどの道具にも応用可能なものでした。

・【完全解説】Waves Goldバンドルだけでミックスしてみた【Playthrough】

この動画自体は去年に公開されたもので、今回のコンテストとは全然関係ないんですが、タイムリーに見つけたので見ました。
1時間ぐらいたっぷりと、1曲をミックスしていく過程を見せてくれる動画です。
探してみると、この手の動画は結構あるんですが、日本語の動画は少ないように思うのでめちゃ貴重です。

この動画も含めて、この方が投稿しているTips系の動画も説明が簡潔で凄くわかりやすいのでオススメです。

ここで特に勉強になったのは、引き算のEQ。
上級者が、どの辺の音が邪魔と思ってカットするのか、見てて感触がつかみやすかったです。

・マルチバンドコンプ

さっきの動画と同じくKeinoazaさんの解説動画です。
マルチバンドコンプというと、なんとなく、全バンドを有効にしとかないといけないのかなって先入観があったのですが、、、
邪魔なところだけ軽くコンプかけるっていう使い方の説明がしっくりと納得できました。
イマドキだとダイナミックEQを使うようなところかな…?

今回は、シンバルが大きすぎるところとかで使ってみました。

・スネアリバーブTips

6:50〜
この動画のスネアのリバーブのテクニックはわかりやすかった!
ゲートの使い方をわかってきていたところだったので。

今回のミックスでも使ってみました。


こうして色んな動画を見まくって、ここ1週間ぐらいでメチャ上達したんじゃない?!?!?!?

って、思ったんですが錯覚でした。

ただ、いい曲ってのは演奏やフレーズ、音色の良さが大前提なんだという、アタリマエのことに改めて気付かされたというのが今回の収穫かな…

あと、プロの方の音作りやミックス過程を動画で観るのは本当に勉強になった。
音を聴いて、どういう判断してEQのブースト、カットしてるのか。
コンプもどれぐらいのかかり具合にしてるかとか。

各パート、バスにどういう処理をしているのか、売られている2Mixの音源を聴くだけじゃ分からないので、ミックス過程を動画で観れるのはものすごい勉強になる。
Youtubeでタダで見れちゃっていいの??と思ったので、せめてイイネ付けたり、こうして紹介したりしていきたいと思う。


今までがむしろ勉強不足、基礎を知らなすぎだった。。。
趣味とはいえ、こういう基礎をちゃんと知っていてこそ楽しめるというものー。
今後も勉強しつつ、良い動画や教材があればシェアしていけるようにしたい所存。



Waves ゴールデン ミックスコンテスト

いま、Media Integrationが主催しているミックスコンテストに取り組んでみている。


ユニークなルールがこちら

WavesのGoldバンドルに含まれているプラグインだけを使用して課題曲をミックスする
※DAW標準搭載のプラグインも使用不可

使うDAW以外は参加者の条件は一緒かー、、、ということで、参加の敷居が下がったような気もする。
(逆か、、ミックスの腕前の差が明確になる気がする)
あとGoldバンドルのプラグインだけでどれだけのことができるのかを確認することで、これからプラグインを買い足すときの指標にもなるかもと思ったり。

そんなことを考えつつ賞品にも惹かれて参加を決めた。スピーカー欲しいです。
※どうせ入賞にはかすりもしないと思うけど。

そんな折、@gyokimaeさんがこのコンテストに自分がもし参加するならこうするかも、みたいなことを話すYouTube配信があり、そこでの話題で「全トラック、バス、FXチャンネルにサチュレーション効果のあるプラグインを挿す」というものがあった。

アナログ機材でミックスすると、アナログ機材を通過するたびに音声信号に高調波歪み(倍音?)が足されて、それが積もり積もって全体の音の暖かみみたいなものになるのでは?
フルデジタルのDAWのなかでは、意図的にサチュレーション効果のあるプラグインを挿していかないとアナログでミックスした感じにはならない。全トラックにサチュレーションプラグインを挿しまくろう。
という僕の理解で要約するとそんな感じ。

WavesGoldバンドルのプラグインの中でサチュレーション効果(倍音付与)の目的として、全トラック、バス、FXチャンネルに挿してもよさそうなのは何かな?
ということで、これだ!!

とりあえず、全チャンネルに挿してみた。
全部OFFにしたのと聴き比べると、、、ほんのちょっと違いが感じられたように思う。
プラシーボ効果かな。

前回の記事でWaves NLS, True Ironの音を聴いたり比較したりして「違いが分からん!!!」って嘆いたけど、ソロで聴いたときや、ほんの数パートに挿しただけでは効果が感じられないのも当たり前かー。
ほんのちょっとの変化の積み重ねで全体が暖かくなるってのいうのが少しわかってきたので、今回のコンテストでは使えないけど、全チャンネルにアナログモデリング系のチャンネルストリップをとりあえず挿すってのをやってミックスにチャレンジしてみようかな。

ともかく、、こんな感じでコンテストに参加します〜

こちらが課題曲。何回も聴いていたら、好きになってきた。


ところで、サチュレーション効果を期待するプラグインをバシバシ使うときは、ハイレゾでミックスした方がよさそうという話も出ました。
多分、こういうことかな…?
高周波数帯の倍音が生成されたとき、48kHzでミックスしてると、可聴域まで大きく影響が出てしまうけど、96kHzなら影響が少なく済む…
●上が48kHz、下が96kHz
可聴域への影響

●元の周波数に対する倍音(48kHz)
高調波_倍音成分_48k

●元の周波数に対する倍音(96kHz)
高調波_倍音成分_96k


アナログ感 "Waves NLS" vs "True Iron"

アナログ感(?)を出すために、なんか倍音とかを足したりしてくれるプラグインとして、Waves NLSを好んで使っています。
が、僕の耳では、効果が出てるのか?実はよくわかってない。
音が変わるのは間違いなく感じるんだけど、肝心の良い方向に変わってるのか?というのが感じ取れていない。。。

そんななか、最近 True Ironというプラグインを知ったので早速plugindoctorで調べてみよう!と思ったんだけど、僕の手元ではうまくプロットされなかった
@gyokimaeさんから資料をいただきました!ありがとうございます!!

↓でTrueIronの特性をPlugindoctorで見れるようになりました!(※2020/10/15更新)



僕の手元ではスペアナを使ったりして周波数特性をなんとなく見つつ、手元の音源に使ってみた。
結論としては、違いや効果がよくわからない…という情けないことに。

まずは、音源を。。。

ベースとシンセサイザーにかけています。
プラグインのOutputを調整して、Bypass時と音量感は同じようになるようにしています。

・シンセ、ベースのみ


・ミックス状態


うーん、僕の耳ではあまり違いを感じれない…
Mixの中での分離感も変わるんじゃないか??と思ってミックス音源を聞き比べても全然違いが分からない。。。。
SoundCloudに、元音源の.wavもダウンロードできるようになっているので、もし聞き比べて違いが分かった方は教えていただけると救われます…

・Bassの設定
nls_vs_iron_bass

・シンセの設定
nls_vs_iron_synth



そんなわけで「TrueIronは買いか??」を検証するのが目的ではあったんだけど、、、、
まだわからない状態。
Wavesから離れるならTrueIron買いかなー。40$なら今のうちに買うのが吉か…

おすすめポイントとかあれば教えてください!

WavesNLSは、Diamondバンドルに入ってるのに、同じようなグレードのHorizonバンドルには入ってないので、今後Wavesアップデートにお金を払い続けるにしても、やめるにしても、ちょっと扱いが面倒なので、余計にTrue Ironにも心が揺れます。





PluginDoctorで遊ぶ: StereoImager, StereoMaker

StereoImagerの動作原理、なぜ音が広がったように感じるのか?というのを理解していないので、PluginDoctorの計測結果から何を読み取ればいいのかも曖昧な状態で書いてます。

先日、gyokimaeさんがYouTube配信でWIDERを話題にしていたのをきっかけに自分も少し手持ちのプラグインをテストしてみることに…
WIDERは以前から高頻度で使っていたんだけど、なんとなーく音がぼやけるな…と思って最近は使わなくなっていた。

改めて動作原理や、音の変わり具合を確認して自分の中の指針を固めたい。

今回は↓の4つのプラグインの動きを見てみた。音も確認してみたのでこの記事の最後に載せてみました。
どれも深くかけると音がボヤっとして音圧あげにくそうな音になった。
この4つを使い分けるとすると
  • Waves S1
    さらっと広げたいとき
  • Reason StereoImager
    低域は広げたくないとき
  • WIDER
    使いどころが難しい…完全モノラル音源を広げるのに使えるかも
  • Waves PS22
    完全モノラル音源を広げるのに使えるかも。
    例えば、低域は締めておきたいベースとかコード用のパッドとか?

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・Waves S1
↓は音の広がりを制御する「Width」のパラメータを弄った時の音量と位相。
音が広がった時に全体的に音量が下がるのはわかる。位相変化は特になし。
なるほど、わからん…
S1_GainS1_位相特性

・Reason StereoImager
こちらは「Width」を広げるとほんの少し位相がずれるのが見れた。
けど、左右チャンネル同じように位相がずれている、、、これでなぜ音が広がるのかがよくわからない…
ReasonStereoImager

・WIDER
各周波数帯の音量を左右のチャンネルで変化させることで、センターで鳴っている音が左右に広がったように感じさせるものなのかな。
Wider_Gain

・Waves PS22
WIDERと似ていて、各周波数で、左右の音量差をつけるような動きをしてる。
Freqを弄ることで、Freqで指定した周波数より下はモノラルを保つようにできるっぽい。
WIDERくらい細かくなればいいのにと思った。
PS22_Gain


ここまでの感じからすると、StereoImager(S1, Reason)と、WIDER,PS22は根本的に動作原理と使用目的が違うのかな…
WIDER,PS22はモノラル音源をステレオ化することが主目的なのだろうか。

実際に音源に使ってみた。
S1はさらっと広がってる感じ。
ReasonStereoImagerは低域をMono方向にしつつ高域を広げる感じにしたら音が汚くなった…
WIDERは大胆に広がった感じ
PS22はFreqを調整するとWIDERより低域が締まった感じで広がったような印象。
Reason以外はモノラル耐性が強そう。

ハイハットのループをテストに選んだのは微妙だったかな…
検証結果と音を聴き比べた印象では、WIDER,PS22はStereoImagerとはなんだか使用目的が違うような気がして、同一音源で比較すること自体が無意味な気がしてきたので、後日、追加で実験するかも…


StereoImagerTestStereoImagerTest位相メーター

マキシマイザーを使うのをやめたら好きな音に近づいた…

DTMを始めてから音の迫力を増すには波形を大きくすればいいという思い込みでマキシマイザーを使いまくっていた。
でも、最近になって、マキシマイザーを使わないようにしてみたら作りたかった好きな音に近づけた気がする。

↓の前半は各トラック(キック、ベース、シンセ)にWavesL2、マスターにWavesL3を使った、以前までの作り方でミックスしたもの。刻み海苔波形(※参考:とーくばっく)
後半はマキシマイザを一切使ってない状態。
ラウドネスを揃えて並べてみた。
no_maximizer
後半の方が低域がすっきりしてキックの押し出し感とベースのブリブリ感がくっきりしているような、、、気がする。
スピーカーのボリュームを絞るとあんまり違いが分からないんだけど、言いかえると、マキシマイザを使わなくても遜色ない音になるということかな。

あと、この比較音源の前半は、マキシマイザを全く使わず作っていた音源にL2,L3を刺して無理やり「以前までの作り方風」を再現したもの。
以前は、各トラックのEQも、マキシマイザがかかった状態の音を聴きながら調整していたので、さらに歪んだ音作りになっていたと思う。

さて、各トラックにマキシマイザを突っ込みまくるという狂った作り方をしてしまっていたのは、DTMを始めたころ、音に迫力が出なくて悩んでいるときに出会った一冊の本を読んだのがきっかけだったかもしれない。


この本に書かれていた各トラックの音作りの手順を要約すると。。
  1. EQ
    ローカット、不要な帯域カット
  2. リミッター
    波形の頭を0dBFSにそろえる
  3. コンプ
    Attack: 最小
    Release: 300ms(長め)
    Ratio: 30:1
    Threshold:-20dB
    というようなほぼリミッターみたいな設定
  4. リッター
    波形のピークを0dBFSに合わせる
「とにかく波形を大きく、太らせる」ことを指南しているように思う。

WavesのL2,L3に出会ってからは↓の手順でええやん!ってなって10数年を過ごすことになる…
  1. EQ
    ローカット、不要な帯域カット
  2. Waves L2
    波形を太らせつつ頭を0dBFSに揃える

この本に書かれている内容を僕が曲解してしまったのかもしれないけれど、誤った固定観念にとらわれる結果となってしまった。
  • 各トラック(チャンネル)のフェーダー前音量は0dbFS付近にする
  • 波形を潰して密度を高めて音圧アップ!
  • 海苔波形万歳!


この歪んだ固定観念から解放してもらえるきっかけとなったのが↓の2冊の書籍です。


海苔波形にすることの不毛さ、K-20(K-System)でミックスするということ、ラウドネスノーマライゼーションについての知識などを得て、まさに開眼したと言っても過言ではないくらい僕の価値観を変えてくれた。
全世界のDTMerにお勧めできる本です。


こちらは「とーくばっく」を読む前は、正直ピンときてなかった。
でも、コンプの使い方とか、音の配置の仕方とかが今ではしっくり来てます。
「音を大きくする本」ではキックに「Attack:0」のコンプで20dBもリダクションすることを推奨していたのに対して、この「音圧アップのため〜」ではアタックを強調すること、Ratioの設定方針などについて詳しく説明していた。

教訓:コンプの説明でリダクション量じゃなくて、スレッショルド値で説明しているものは信用しちゃいけない
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キックのアタックをコンプでつぶしてしまっては、いくら音量を上げても楽曲の中で全然目立たないのは当たり前………「あたりまえ」をようやく今理解したところ。
10年早く気づいていたかった。

でも、これから10年、もっと音楽作りの趣味を楽しめそうな予感がしてきた。



ラウドネスを揃えてプロの楽曲と聞き比べると、やっぱりまだ自分の曲は迫力に欠ける……というのは悩み。
でも、ラウドネスノーマライゼーションという明確な指標ができたので、見た目の音量を上げるためだけのマキシマイザはもう使うことはないだろうな…というのが今の僕の状態。

Plugindoctorで遊ぶ(Waves:Renaissance系の終焉)5

Plugindoctorとは、VSTプレグインの解析をしてくれる非常にユニークなソフトウェア。
大雑把に説明すると
・EQでブースト/カットしたときに、実際の各帯域がどう増減しているのか(周波数特性)、
・アナログモデリング系のエフェクトを通したときに、どういう倍音が発生しているか
・コンプレッサーのかかり具合は?
などを視覚的に確認することができるというもの。


@gyokimaeさんの「オーディオ・プラグイン解析ツールPlugindoctorで遊ぼう!」を参考にさせてもらって遊んでます。楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきますw214



手元にはWaves Diamondバンドルのプラグインと、その他ちらほらとあるので、まずはWavesのプラグインを中心に見ていっている。

解析から得られる自分なりのメリット
  • 手持ちのプラグインの特性を把握しておけば、新たにプラグインを導入しようとしたときにDemo版などを使って、手持ちで代替可能かなど検討できるかもしれない。
  • 似たような特性を持つプラグインがあれば、どちらかの使用をやめ、プラグインの選択肢をへらしてシンプルになる

それから、少し調べ始めて気づいたのだけど、自分の思い込みで使ってて違和感があった部分が、解析結果を見ることによりはっきりと原因がわかったも点もあったので紹介する。

今回は、
Waves Renaissance系は他でほぼほぼ代替可能(自分の中では終焉)
 H-Comp, H-EQ(Digital2), eMo F2 Filterあたりで事足りる。
 軽くてインターフェースもシンプルで使いやすかったところもあるけれど。
NLSへの誤解
 入力ゲインは抑えめ(-12dB未満)にして使おう。
PuigTec EQP-1Aへの間違った理解
IM-Pusherはもう二度と使わない気がする
というところ。

以下は自分なりの観察結果と考察。
測定結果の解釈を間違えているかもしれない…

Renaissance系
H-Comp」vs「Renaissance Compressor」
↓はメーターのスケールが合ってなくて雑だけど4dBほどリダクションした場合の倍音とか?の特性。
H-CompのAnalog Off と、R-Compの特性が大体同じっぽいように見えた。
H_Comp_vs_R_Comp

あと、C1もシンプルで使いやすいなって思ってたんだけど、余計な倍音?が発生してるなぁー、、
歪み特性_C1_-4dB
結論:単純なコンプはとりあえずH-CompのAnalogOffを使う
※負荷は心配

イコライザは、単純なデジタルEQならStudioOne備え付けのEQか、H-EQのDigital2で十分な気がしている。
H-EQは意外と負荷が高いけど

あと、PsyTranceとかで、ベース、キックの低域を薄くしたようなエフェクティブな表現のためのHPFとしてもRenaissanceEQを使っていたんだけど、HPF,LPFだけなら eMo F2 Filterで良いかなと思い始めてきた。
↓のように周波数、位相特性が酷似してるので。
R-EQ_eMo_Filter


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NLSへの誤解
これまで、DRIVEを上げると音がもこもこしたような感じになるんだよな…と思ってました。
↓の周波数特性は、NLSのDRIVEを最大にした状態で入力ゲインを変化させたもの。
入力ゲインが大きいと、低域が大きく膨らんでいる。
一方、-18dBの入力であれば、綺麗で特徴的な周波数特性になっている。
David Shimamotoさんの本(とーくばっく)にも、アナログモデリング系のプラグインは-18dbFS=0VUを基準にして設計されているものがある、と書かれていたけれど、このことだったのか。
NSL_周波数特性

いままでは、入力が大きすぎたからもこもこしたような音になってしまっていたんだな!と、この結果を見て納得できた。

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PuigTec EQP-1Aへの間違った理解
低域のBOOST,ATTENを同時に上げたときの特性は知識としては知っていました、、、が使いこなせていなかったの巻。
キックの低域を熱くするために60Hz位を狙ってブーストしたつもりなのに、なんか音がスッキリしないな…と感じていた。
それは、LOW FREQUENCYを「60」に設定してブーストしたのでは、だめだったのだ…
↓のように、1kHzくらいまで上がってる。モワッとしたなと感じた自分の耳はあながち間違いではなかったのか。
PuigTec_EQP1A_60Hzをブーストしているつもりだったもの

僕がイメージしていた「60Hz」あたりをブーストするには、LOW FREQUENCYを「20」にした上で、BOOST&ATTENしないといけなかったのだ
「60Hz」を狙いたいのに「20」を指定しないといけないだなんて…そんなご無体な。
PuigTec_EQP1A_イメージ通り60Hz以下をブーストしている感じの設定

ちなみにLOW FREQUENCY=「60」でBOOST&ATTENした場合、200Hzくらいまでは大きくブーストされてしまうので、ちょっと狙った感じにならなかった。
かなりQが広くて使い所が難しいなと感じた。

まぁ、もやもやしていた点がはっきり分かってスッキリしたし、実際に↑の設定を試したら、気持ちよく低域が熱くなった気がする。

あと、MEQ5の低域と高域のQが結構違うんだなというのも面白かった
PuigTec_MEQ5_Q_低域広い_広域狭い

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IM-Pusherはもう二度と使わない
手軽に音に迫力を出すには便利だなーと思っていたんだけど、、、
↓をみると、勝手にLowカット&ブーストした上に、位相特性がむちゃくちゃ・・・?
Vitamin Sonic Enhancerも同じような位相特性だったんだけど、、これの意味がよく分かってないのだけど、なんか気持ち悪いな。
IM_PUSHER_周波数特性

位相特性も気持ち悪いけど、勝手にローカットしたりとか、意図していなかった挙動なので知ってしまうと使いづらいなと…
知らないままでいたほうが幸せだったか…


今回は、興奮してえらく長くなってしまった。
正直、測定結果を正しく理解できていない部分もあると思う。
しかし、なんとなく違和感を持ちつつも使いつけてきたプラグインたちを計測した結果、いくつかの違和感の原因解明にもつながった。

非常に有意義な実験だった。
今後も、気になるところはちょこちょこと調べていこうと思う。
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